江浄寺について

東海道江尻宿のお寺

浄土宗 市中山 江浄寺

東海道五十三次、江尻宿の中心に佇む古刹です。
宗派は徳川家ゆかりの浄土宗、江浄寺とは江尻にある浄土宗のお寺という意味です。
ご本尊は阿弥陀如来、静岡市指定文化財です。
境内には、徳川家康公の長男、徳川信康公の遺髪を納めた五輪塔があります。
徳川家光公より葵御紋の使用を認められ、現在も各所に刻んでいます。
本堂内は椅子席、冷暖房完備
駐車場は30台を用意、お車から墓地まで階段・段差はございません。

寺院概要

宗派浄土宗
開山永正元年(1504)
山号しちゅうざん
市中山
院号ちょうこういん
長光院
寺名こうじょうじ
江浄寺
本尊阿弥陀如来
(静岡市指定文化財)
開山ちょうれんじゃ かんよ ゆうそう しょうにん
長蓮社観譽祐崇上人
宗祖法然上人
総本山知恩院
江浄寺の

和尚さん

住職

鶴谷 俊昭

つるや しゅんしょう
昭和18年生
早稲田大学卒
江浄寺第三十五世

副住職

鶴谷 俊弘

つるや しゅんこう
昭和49年生
大正大学卒

 

鶴谷 俊行

つるや しゅんぎょう
昭和53年生
早稲田大学大学院卒

幾多の困難を乗り越え江尻宿を見守る

江浄寺の歴史

沿革

永正元年(1509)、浄土宗大本山 光明寺(鎌倉市)の第九世 長蓮社観譽祐崇(ちょうれんじゃ かんよ ゆうそう)上人が開山です。当時は旧東海道沿い(清水区秋吉町付近)に創建されます。その後、徳川幕府の東海道整備に伴い、慶安四年(1651)現在の地へ移転しました。当時の境内は約三千坪(一万㎡)を有しましたが、寛政の大火、安政の大地震、太平洋戦争にて、伽藍や記録、什物等は焼失。空襲の時、ご本尊阿弥陀如来は先代住職と寺族一同が、大八車に乗せ由比の延命寺へ避難、戦火を逃れ今に至っています。

徳川信康公菩提所

江浄寺の特色

阿弥陀如来像

静岡市の指定文化財です。造られたのは平安時代後期から鎌倉時代初期と言われています。寄木造で印は来迎相(らいこうそう)を結んでいます。胎内には巻物と、安政地震(安政2年・1855)で損壊し、修復した記録なども一緒に納められています。

徳川信康公の五輪塔

徳川家康公の長男、徳川信康公の遺髪を納めた五輪塔があります。

マリア観音

伊藤博文内閣で、初代外相、内相、蔵相を務めた井上馨公の別荘(清水区横砂東町)より、江浄寺に移転されました。高村光雲(たかむら こううん)と岡崎雪聲(おかざき せっせい)の作です。こちらは永代供養堂も兼ね備え、多くの檀信徒様にご利用いただいております。

永代供養付き合同墓

令和4年よりご案内を開始しました。

ワンちゃん
ネコちゃんのお墓

大切な家族の一員でもあるワンちゃん、ネコちゃんのお墓もございます。小鳥やフェレットなども遠慮なくご相談ください。

江浄寺の

年中行事

日程行事名
1月15日御忌法要
3月 春分の日春彼岸法要
7月7日施餓鬼法要
7月13日盆棚経法要
9月 秋分の日秋彼岸法要
11月13日十夜法要
12月31日除夜の鐘