十五夜 投稿日 2022年9月11日 著者 鶴谷 俊弘 カテゴリー お知らせ シェア ツイート ブックマーク LINE Pocket Pinterest 月かげの いたらぬ里はなけれども ながむる人の 心にぞすむ この歌は浄土宗の宗祖、法然上人(ほうねん しょうにん)が詠まれた歌です。「月かげ」とは「月の光」のことで、「阿弥陀さまの慈悲の光」を例えています。月の光が闇夜を照らすように、阿弥陀さまの慈悲の光も皆さまに届いています。昨晩の十五夜お月さまは、外に出て空を見上げなければ見えません。手を合わせお念仏を称えることが、阿弥陀さまの御心(みこころ)に気づく実践行です。 この記事を書いた人 鶴谷 俊弘 つるや しゅんこう 江浄寺副住職 昭和49年生/大正大学卒 記事一覧